三井物産 500-700億円の減損損益発表!!

三井物産からこんなIRが3月27日に出てました。

三井物産500-700億円の減損損益!

正直肝を冷やしましたが

丸紅の赤字転落 コロナウイルスによる損益−3900億円と比べたら

かなり軽症だったのでは?と思います。

内容を詳しく見ていきたいと思います。

三井物産より

新型コロナウィルスの感染拡大、これに伴う商品市況の下落による 2020 年 3 月期(2019 年 4 月 1日~2020 年 3 月 31 日)の当社業績への影響についてお知らせいたします。当該影響につい
ては、現時点の見通しであり精査中です。
1.2020 年 3 月期当社業績予想
本年 2 月 4 日に、2020 年 3 月期通期連結業績予想 4,500 億円(親会社の所有者に帰属する当期利益)を公表いたしましたが、以下の影響により当期利益に対して約 500 億円から 700 億円程度の減損等損失を認識する可能性があります。

なお、当期の基礎営業キャッシュ・フローへの影響は限定的です。
① 商品市況の下落による影響

新型コロナウィルスの影響に加え、OPEC プラスで減産合意が決裂したことによる原油価格の急落により、米国における Eagle Ford シェールガス・オイル事業、イタリアにおける Tempa Rossa 油田事業を心として、石油・ガス開発事業の固定資産において減損損失が発生する見込みです

② その他
事業環境の悪化及び世界的な株式市場の混乱に伴う当社保有上場株式の価値の下落により、一部のセグメントにおいて、固定資産の減損及び株式の時価評価に伴う評価損を計上する可能性があります。

なお、世界経済の停滞に伴う需要の減少、物流の混乱、原材料の調達への影響、人の移動が制限されたことに伴う生産活動の一部停止等の影響が発生しており、当社のトレーディング事業の環境は悪化しておりますが、当社の当期業績に重大な影響を与える事象は認識しておりません。

2.配当予想
期末配当予想につきましては、2020 年 3 月期第 3 四半期決算発表時(2020 年 2 月 4 日)に公表した 1 株あたり 40 円から変更はありません。

当社は、感染拡大の影響を受けている国・地域においては職員の安全を第一に考えるとともに、事業の継続性が担保できる様に宅勤務を推進する等の対応を行っております。商品市況及び新型コロナウィルスを取り巻く事業環境は日々変化しており、今後、当社の業績に重大な影響を及ぼす変化が観測された場合、改めてお知らせいたします。

やはり1つ目に来たのが原油安の影響ですね。限定的としており三井物産は実はエネルギーも扱ってますが、幅広く投資しているので石油が下落していてもあまり影響が酷くなかったのかも知れませんね。
それにしてもOPECの決裂によりサウジアラビアが原油作製を増加させたせいでコロナウイルスショック+原油ショックと酷い相場となってますね。

「当期業績に重大な影響を与える事象は認識しておりません。」

この一文心強いですよね。

配当金も予想通り1株あたり40円だします!との事なので

世界ではボーイング社が配当金を

無配としているなか、減配・無配なしはありがたいですね。

今回の下落で三井物産は配当利回りが4.92%と5%に迫る勢いですね。

やはり丸紅の時も書きましたが

商社は三井物産以外でも続々と

下方修正や業績修正を発表してきそうですね。

では閲覧ありがとうございました!

テリテリでした!

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