コロナで家を無くす若者増える。

先日、警察庁からでた自殺者が40%増と急増しているという発表がありました。

自殺者急増 命は大切に。。

背景にはコロナによる不安感や孤独感、生活の困窮が考えられますが

実際に仕事が無くなり困窮し、住める家を無くしホームレスとなっている若者が増えて居るようです。

こんなネット記事があがってました↓↓

参考元

これから寒くなるのに、このままでは冬を越せない」

10月下旬、東京・池袋の公園。男性(43)は、ホームレスになって痛めたという腰に手をやりながら疲れた表情でつぶやいた。

九州出身で、長野県内の工場で派遣社員として働いていた。だが、新型コロナウイルスの影響で経営が悪化すると、社員と派遣社員の半数ずつが「人員整理」されることになり男性は対象者になった。9月中旬、「雇い止め」となり職をなくした。

仕事を求めて同月下旬、東京に来た。ネットカフェで暮らしながら仕事を探したが、年齢が壁となった。10月半ばにはお金が底をつきホームレスになった。公園などで寝泊まりを続けながら何とか暮らしていたが、所持金は100円を切った。

「今は、一日一日を生きるので精一杯です」

家族とは決別しているので頼りたくないという。頼ったのが、池袋を拠点にホームレスを支援するNPO法人「TENOHASI」だった。

冬物の衣類をもらえると聞き、配布場所のこの公園に1時間前から並びジャンパーをもらうことができた。

だが、今後のことを考えると不安は尽きない。病気、食事、寝る場所。

男性はこう話した。

「僕一人では、どうしようもできない」

■相談が再び増加の傾向

コロナ・ショックが続く中、仕事をなくし住まいを失い、ホームレスになる人が増えている。

先のTENOHASIでは月2回、池袋の公園で無料の医療・生活相談、配食などを行っているが、事務局長の清野(せいの)賢司さん(59)によれば、コロナ前、1度の相談で10人程度だったのが、

4月と5月は一気に30人近くに増えたという。

コロナの感染拡大でネットカフェが休業し、路上に押し出された人たちが多い。

20代、30代の若年層が中心で女性も多かった。その後は少し落ち着いたがここ最近、再び増加傾向にあるという。

清野さんは言う。

「これからますますコロナの影響で解雇や雇い止めが増えると考えられる。

住まいは、生存と精神の基盤。早く手を打たないと、その基盤をなくす人たちが一気に増える」
生活困窮者の支援活動を20年近く続けているNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」理事長の大西連(れん)さん(33)は、こう話す。

「今は、多くの方がホームレスになる一歩手前で何とか踏ん張っている状態です」

大西さんは、生活困窮者の支援者・団体の集まり「新宿ごはんプラスの共同代表も務めている。同団体は、毎週土曜日に新宿の都庁前で生活困窮者やホームレスに弁当を配り、健康・生活相談にも乗っているが、コロナ以前と後で相談件数は2~2.5倍になったという。

日雇いや派遣、アルバイトなど不安定な仕事に就いた非正規労働者が圧倒的に多く、20代、30代の働ける年代が中心。「まさか自分が困窮するとは思わなかった」と声を揃えるという。
■水だけで3日間過ごす

住まいをなくした人は、命を削るようにして暮らしている。

新宿でホームレスをしていたという男性(32)が取材に応じた。

コロナによって職を失い、住む家がなくなり、2週間近く路上で暮らしていた。

「仕事もなくなって、つらくて、死にたくなりました」

ホームレスをしていた時の心境をそう振り返った。

実際、紐で首をくくったり薬を大量に飲んだりして死のうとしたが、死ねなかったという。

東京郊外の電気メーカーの工場で派遣社員として働いていたが、8月に体調が悪くなるとコロナの疑いをかけられ、そのまま自己都合での退職扱いとされた。派遣会社が借りていた寮も出ていかざるを得なくなりホームレスに。

新宿に来たのはホームレスが多いとネットで見たから。

飲食店が集まる歌舞伎町の路上に寝て、体が汚くなったら近くのサウナに行く。お金はなくなり、3日間何も食べず、水だけで過ごしたこともあった。

「冬なら死んでいた」

幸い、先の「もやい」につながり部屋を借りることができ、11月からは生活保護も受けられるようになった。

今の望みは何ですか? 記者の問いに男性は、こう答えた。

「普通に生きて、普通に暮らしたいです」

いやー‥

コロナ禍での人員削減は企業の防御策で多くの企業が現在されていますね。

大企業ですら、ばんばん早期退職や希望退職を募っており

人員削減を試みています。

私も投資をしているので、希望退職などで人員削減で人件費を削る発表をみると

お!次年度は決算良くなるかな!なんて軽率に思っているのも事実です。

しかし人件費を削るために大企業だけでなく、上場してない中小企業も早期退職、希望退職を迫られている事でしょう。

日経平均株価は大きく上げて株式投資家界隈では歓喜の喜びをよく聞きますが

改めて現在の日本の状況を振り返る必要があるかもですね。

では、閲覧ありがとうございました♪

テリテリでした!

応援クリックお願いします。

良ければ見てください♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です