富士フイルム決算発表 上方修正へ
富士フイルムとは?
富士フイルムは元々はカメラのフィルムと現像をしていた会社です。
写ルンですが懐かしいですね。
しかし、いまやその映像技術やフィルムの技術を用いて医療業界で大きな成功を収めています。
エコーやレントゲン、内視鏡などの販売から、インフルエンザの簡単迅速測定など存在感を増しています。
富士フイルム決算発表内容
富士フイルム売上高
9973.89億円-11.9%
富士フイルム営業利益
564.71億円-38.6
富士フイルム四半期純利益
995.69億円+2.1%
配当金
一株あたり47.5円
年間95円
富士フイルム業績予想
上方修正あり!
2021 年 3 月期業績は、バイオ CDMO 事業の成長を加味し、売上高及び営業利益を上方修正します。
また、投資有価証券の売却等により、税金等調整前当期純利益、当社株主帰属当期純利益も上方修正します。
セグメント別
イメージソリューションが特に下落してますね。
イメージソリューション
売上低下理由
新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の流行拡大によって、世界各国の多くの都市での外出規制や、店舗の休業、各種イベントの自粛・中止が生じたことなどの影響をうけて、製品・サービス全般にわたって販売が減少しました。
営業損失は、21 億円となりました。
チェキの新しいサービスやカメラを2020年4月に発売し好調に売れるも、中々コロナの影響が高くなってますね。
ヘルスケア&マテリアズ 部門
アルコールによる除菌効果に加えて、銀系抗菌剤と超親水コートによる持続除菌を兼ね備えた当社独自技術「Hydro Ag+(ハイドロ エージー プラス)」を応用した薬用ハンドジェルや抗菌シー
トなどの販売が急増し、売上が大幅に増加しました。X 線画像診断分野では、病室内の病床を移動しながら撮影可能な回診用デジタル X 線撮影装置「FUJIFILM DR CALNEO AQRO」及び「FUJIFILM DR CALNEO Go PLUS」の旺盛な需要が継続し、欧米・アジア・中南米・中東アフリカでの販売が好調に推移しまし
た。超音波診断分野では、2020 年 7 月に米国、同 8 月に欧州で販売を開始したハイエンド超音波画像診断装置「Sonosite PX」の販売が好調に推移しました。医療 IT 分野では、医用画像情報システム(PACS)「SYNAPSE」を中心としたシステムの販売が日本と米国を中心に堅調に推移しました。
ということで、医療機器分野も堅調ですね。
過去に日立の画像診断事業を買収しており、早速成果をだしてますね。
コロナ関連について
迅速測定研究用試薬「ミュータスワコー COVID-19」を日本で発売。
2020 年 6 月に、COVID-19 治療薬として期待されている抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠」(一般名:ファビピラビル)の海展開に向けて、インド大手製薬企業 Dr. Reddy’s Laboratories Ltd.、及び世界的な医療物資・医薬品提供会社 Global Response Aid との提携を行い、当提携によるライセンス収入などにより、売上は増加しました。COVID-19 患者を対象とした「アビガン®錠」の国内臨床第Ⅲ相試験については、主要評価項目を達成し、2020 年 10 月に製造販売承認事項一部変更承認申請を行いました。
やはり医療分野で富士フイルムは強いですね。
コロナの検査キットやアビガンなど
コロナ関連でも存在感をしっかり出しています。
アビガンについては↓
まとめ
富士フイルム強しというべきですかね。
積極的に医療機器の販売や勉強会などを促進し売上をのばしてますね。
更にはアジア圏でも売上を伸ばせているのは強いですね。
このコロナ禍でも強い企業は強い言う事ですかね。
全体的な売上は落ちてしまってますが、状もしっかり入っているので良い決算発表だったのでは無いでしょうか。
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