楽天どうした？！大丈夫？！

12月に入り楽天の株価が暴落しています。

楽天どうした？！

CMなどでは米倉涼子を起用した楽天モバイルのCMが話題となっていますね。

勢いと印象に残るCMを打ち出すのが上手な楽天ですが

ここ最近の株価はそうは行かないようです。

楽天　チャート

一時1250円をつけていた株価は

気がつけばここ数日で1000円を切る大暴落へ

これは‥

何故でしょうか？

わかってる方は分かってるかと思いますが

NTTドコモがメインブランドのプランを2980円まで下げると発表したせいです。

では、なぜNTTドコモが値下げを発表したんでしょうか？

ことの始まりは菅氏です。

NTTドコモ値下げへ、事の始まりは菅総理大臣

菅総理大臣が総理大臣になる前から発言して来た携帯料金が高すぎるというコメント

菅氏が総理大臣になってから、さらに圧力は高まり

ついにドコモが値下げ決めた訳です。

しかし、その煽りを受けたのが楽天です。

菅氏　携帯料金引き下げ検討へ

政府に振り回される楽天

元々、携帯事業の大手はドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社しかありませんでした。

その3社は競争せず、なんとなく同じような値段プランを出し

一度契約してしまったら毎月便利と言うなのもとに一人何万円も払うスマホを契約させて

日本の人口の殆どが‥というか一人に一台使用しているスマホという、その強大な市場を3分割しながら

今までやってきました。

その状況が競争力がなく、世界と比べると5G技術も乗り遅れてしまった原因だと政府は考えているようで

第4のキャリア（大手携帯事業社）を探してました。

そこで名を挙げたのが楽天です。

楽天は、第4のキャリアとして手を上げるも携帯基地局を作るという莫大な費用を投資し続けて赤字を出し続けています。

現在未だにすべての基地局設置は終わっていません。

楽天が第4のキャリアに挑戦すると言った瞬間に株価は大暴落しました。

一時期2000円を超えていた株価も発表ごに700円前後まで売られてしまいました。

それだけ、携帯基地局というのは膨大な費用がかかる為に株主からも嫌がられたと言うのが分かりますね。

未だに急ピッチで携帯基地局を立て続けてますがコンスタントに500億とかかけて作り続けて

毎回の決算発表で赤字を計上してますが(笑)

決算発表はこちら

楽天　決算発表まとめ

そんな赤字を垂れ流しながらも

必死に作っている携帯基地局なのに

まさかの政府からの手助けはほぼ無し

その上、ドコモが政府の圧力により2980円という格安プランを出してきました。

ドコモ値引きでなぜ楽天の株価は下がるのか？

楽天の株式を保有している人は（私も含め）元々、楽天は第4のキャリアとして成功して売上も上がると考えていたでしょうが

最初に楽天は、基地局の設置が全然間に合わないという問題で出遅れ、政府の期待をがっつり裏切りました(笑)

その時点でも残念なんですが

やっと基地局も2021年夏には建て終わり近々楽天モバイルが本格始動して

5G使い放題の格安スマホで顧客をバンバン増やして設備投資した分のお金を回収して3年後には黒字化させるぞ！！

という所で

また出鼻をくじかれます。

それが、NTTドコモのメインブランドの値下げだった訳です！！

それにより、細かい内容は全然楽天モバイルの方がいいですが

NTTドコモも20GBという制限があるものの2980円で使用可能となります。

これは、楽天モバイルが躍り出る前の値下げなのでかなり楽天モバイル的には嫌な発表ですよね。

これでは、格安プランを出している楽天モバイルが霞んでしまいます。

楽天モバイルへのユーザーの移動が起きにくくなります。

それじゃ、楽天モバイルが頑張って設備投資したのに元を取れないじゃないな！と株主は失望してしまいますよね。

それで今回の下落は起きているわけですね。

楽天はもうダメなのか？

では、楽天はもう駄目なんでしょうか？

私はそんな事ないと踏んでいます。

なぜか？

それは、流石にこうなる事は三木谷社長も読んでいるかとおもいます。

だって、携帯事業への参入前には当然下調べはしているはずです。

仮に、楽天以外のNTT、KDDI、ソフトバンクが2980円に合わせてきたとします。

もう楽天は携帯基地局を持っている訳ですから

仮に同じ値段で4社とも2980円のプランならまた一人に一台のこの時代

それを4分割に割られるだけなんですよ？

仮に日本の人口が1.2億人だとして毎月2980円を払うとすると

1.2億×約3000円=3600億円ですよ

3.6兆円÷4社=900億円

一社に900億円毎月入る訳ですから

十分じゃないですか？

と私は思いました。

更には、楽天は元々携帯事業ではなく

楽天経済圏なる言葉を作るほどのEC大手です。

ECとは、楽天市場が主力ですよね。

その楽天市場や楽天カードなど

とても便利なサービスを打ち出し

会員登録者も年々うなぎのぼりです。

総売上も既に1兆円超えています

本来、携帯事業がなければ株価は更に高いでしょう(笑)

なので、携帯事業に全ての目が行ってしまってますが

本来の本業はしっかり成長しているので設備投資が終わり楽天モバイルが軌道にの4分割されれば

また売上も株価も復活すると信じています。

今後、携帯事業社がどんな競争を繰り返すかは分かりませんが

楽天ホルダーとして応援して行きたいですね。

今は株価が大きく下げていますが、頑張れ楽天！

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