【格安スマホピンチ!?】NTTドコモ値下げでMVNOいじめへ

【格安スマホ業者ピンチ?!NTTドコモ値下げでMVNOいじめへ】

事の始まりは菅総理大臣が総理大臣になる前から発言して来た携帯料金が高すぎるというコメント

菅氏が総理大臣になってから、さらに圧力は高まり

ついにドコモがメインブランドでの値下げ決めました。
菅総理大臣の携帯料金値下げ政策を受けて12月にNTTドコモがメインブランドを2980円まで値下げを発表しました。

それにより、格安スマホはかなり立場的に危機に陥っています。

なぜか?

NTTドコモのメインブランドがめっちゃ安いからです。

これじゃMVNOと言われる格安だけが売りの格安スマホ会社に契約し続ける人が減る懸念があります。

実際、MVNOは通信速度など低速でストレスフリーとは言えませんよね。

格安スマホは更に値段を下げられるか?

では、格安スマホも値段を下げればいいじゃん♪

そう思いますが中々そうは行きません。

スマモバなどの格安スマホ事業をしているSMCの営業利益を見ると

23億円稼いで営業利益1.6億円と全然儲かってないんです。

純利益はわかりませんが

MVNOは格安スマホというメリットはありますが、しかし大手の携帯事業社とは違い

営業費用が高く利益を出しにくいシステムとなっています。

MVNOの営業費用が高い理由

ではMVNO事業がなぜ営業費用が高くかかるのか?

それは、大手携帯事業社から回線をお金を払って借りているからです。

そのくせ、メインの大手が低速にならない程度の少しの割合しか割り振られていません。

なので、格安スマホは低速になるという弱点を持っています。

理不尽ですが‥仕方ないんです。

MVNOは何故お金を出して携帯回線を借りるのか?

ではなぜそんな、お金をかけて携帯回線を借りるんでしょうか?

それは、設備投資がとんでもなく掛かるからです。

日本どこでも繋がるには全国に大量の携帯基地局が必要となります。

そうしないと、スマホが繋がらないですからね。

なので、現在NTTドコモとKDDI、ソフトバンクが既に携帯基地局を全国に持っているので

今更、新たに携帯基地局の設置に莫大なお金をかけて参入するなんで馬鹿げてるからです。

なので民間企業の大手3社が独壇場となっている訳です。

そんな状況を見兼ねて政府は携帯料金を下げたり、第4のキャリアを投入して携帯事業の競争化や活性化を図っています。

まぁ、そこに参入してるのが第4のキャリアである楽天ですが‥

楽天についてはこちらで記事にしてます。

楽天株価暴落!どうなる?!

この楽天も、かなりの大手ですが赤字を出しながらも携帯基地局を立て続けるも中々終わりません。

この様な訳で、MVNO事業というは

大手から回線を借りて格安スマホ事業を行うしか無く

その為に売上を上げても手元に残るお金も少ないので、そう簡単に値下げをする事はできません。

政府とMVNO企業様に政策として携帯回線の利用費を3年後には5割削減するとしてますが

それまでは、少なくとも値下げは難しいでしょう。

MVNOいじめとは?

ここまでの経緯をまとめると

MVNO業社は携帯回線をお金を払って借りている為に既にカツカツな経営な所が多く

NTTドコモがメインブランドを2980円にした事で

急に同じ土俵にNTTが乗り込んで来た状況です。

MVNOは携帯回線を借りるのにお金を払っているので携帯料金の値下げがかなり難しい上に

メインブランドに支障を来さない少しの回線を借りているので、低速時間が発生しストレスを感じるます。

今までなら、低速でも安いから仕方ないと割り切って使用していた人達も

同額で低速時間の発生しないメインブランドを持てる訳ですから

当然、同額のドコモに移行する流れが出来る可能性が非常に高い訳です。

MVNO業者は、借りている限りは低速時間という呪縛からは逃れられず

そう言う状況を知っているのに

NTTドコモは2980円というMVNO並の値段を叩き出して来ました。

これは政府の意向といっても流石に「MVNOいじめ」と言われても仕方ないと思いますね。

楽天が2980円を打ち出しているとは言え、まだ起動にも乗っていない訳ですから楽天の事を早々に叩くためだという事は非常によくわかります。

現状、KDDIやソフトバンクは特に値段変更を名言してはおらず

様子見といった所でしょうか?

MVNOの今後は?

さて、この様な状況でMVNOはどうなるでしょうか?

携帯大手3社の値下げ競争が始まれば、MVNO業者は淘汰され生き残れなくなり

もし頑張って値下げしても利益が純粋にへり赤字経営が続く事業社も多くなってきそうです。

企業間の競争を激化させる為の携帯料金値下げ指示ですが

結果的には、大手3社の完全独壇場となる未来も見えてきますね。

体力がない(資金のない)企業はたちまち消えていく可能性があります。

そこの所を政府はどう考えているのか?それ次第では、いままでは棲み分けが出来ていた

携帯事業大手3社とMVNO業者でのバランスが大きく崩れる恐れが非常に高いと思われますね。

ドコモに抵抗して頑張ってるMVNO企業も

そんな中、頑張ってる企業があります。名指しでNTTドコモのMVNOいじめに対抗してと

新プランを打ち出した企業が日本通信です。

対決姿勢がばしばしですね。

総務省もMVNOには頑張って欲しい様ですが今年度から3年間で接続料を半額にするアクション・プラン

これをもっと早めないと、MVNO事業社は窮地に陥ってしまいますね。

日本通信の様に対決姿勢を表す事で政府や世論にも変化が生まれると

より早い対応に繋がりMVNO市場も守られて行きそうですね。

では、閲覧ありがとうございました♪

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