日経平均株価の現状 考察

相変わらずのコロナウイルスショックによる世界的な株安は止まりませんね。

OPEC会合決裂による原油安も相まって

株価の下落が止まりません。

今週の日経平均株価は

上げに上げ1週間での上げが

過去最高の2836円も上げました。

日本経済新聞

大幅な回復を見せています。

「疫病は買い!」

そんな言葉を思い出しました。

V字回復してますね!

3月28日金曜日は大きく上げました。

背景には権利確定日というのが大きかったかと思います。

権利確定日は株主優待とか配当金を貰える権利が確定する日の事ですね。

と言う事は月曜日は権利確定による買いから一転

株主優待や配当金が貰えるのが確定し

用済みとなった株式は売られる事になるので3月30日は

大きく日経平均株価は下げる事が予想できます。

その次の火曜日は権利確定で売られ

株価が落ちた所を買われ

日経平均株価が上がるという流れですが

これだけ株価が落ちていて割安な状況で同じ様な流れになるかは疑問ですが。

月曜日は下げ

火曜日は上げと予想しておきます。

日本株は割安か?

次に日経平均株価の割安感はまだあるのか?

よくタイムセール!!と

Twitterでは見かけますが割安をみる指標であるPBRを見て行こうと思います。

因みにPBRとは?
  • PBR(株価純資産倍率)

PERと同じ割安割高をみる指標です。企業の持っている企業の時価総額から純資産をみて割安か割高かを見るものですね!PBR1と言うことは時価総額(株価×発行枚数)と純資産と同じとなりますね。

イメージ
A社 時価総額100億円 純資産500億円
B社 時価総額500億円 純資産100億円
この場合時価総額÷純資産でPBRが0.5なのでA社の方が割安ですね

日経平均株価PBRとは日経225の企業すべての時価総額の平均純資産と日経平均株価を見た値となります。

基本は時価総額と純資産の比なので時価総額を資産が割ることは基本的にはありません。

日経平均株価PBR

引用元サイト

日経平均株価のPBRは一時0.82倍とかなり下げましたが

現状は0.96倍と一番下げた先週と比べると割安感は減っていますね。

なのでタイムセール!!とか

割安!!!とかの言葉に踊らされて買うのでなく

よく考えてから買った方がいい基準ですね。

※ただ、基本的にはPBR1倍より下は割安と考えられて居るのでウソではありません。

そこだけ、注意が必要です。

次に投資家達がどれくらい恐怖しているか恐怖指数で見てみようと思います。

恐怖指数

引用元サイト

日本の市場は意外と恐怖指数は異常なほど高くはないですね。

まぁ、普通は20前後なので50台でも十分高いんですが(笑)感覚が麻痺しています(笑)

アメリカや欧州も恐怖指数は先週の80台から比べると落ち着いて来ていますね。

これは2兆ドルの経済対策可決による改善だと思われます。

ただアメリカと欧州の感染者は爆発的に増えており、アメリカの感染者数は

今や世界一となってしまいました。

日本経済新聞より

なので、来週のNYダウは大きく下げる場面が多そうです。

日本もPCR検査が2万件超えており毎週数千件行っています。

厚生省ホームページより

検査件数の増加に伴い感染者発覚数も増えてますね。

これを悪材料として受け取れば

また日経平均株価が荒れる事も予想できます。

これだけ毎日毎日コロナウイルスの恐ろしさや悲観的なニュースを聞かされ続けると

人々のストレスはピークに達して暴徒化すると「ホンマでっか!?」で言ってましたが

本当にそうなりそうで怖いですね。

まとめ

まだ割安感はあるけど一時よりは割安感は薄れてきている。

また恐怖指数に関しては世界はまだまだ奈落の底の中に居ます。しかし世界的に見て日本はまだマシな状態。

これからアメリカの感染者数が爆発的に増えたせいで死亡者数の増加も考えられる為にさらなるNYダウの暴落を視野に入れておく必要があり、それにツラレて日経平均株価の下落にも注意が必要そうです。

では閲覧ありがとうございました。

テリテリでした。

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