大戸屋敗北 買収される

外食業界大手コロワイドによる定食チェーン大戸屋ホールディングズへのTOB=株式公開買い付けが成立したことがの取材で分かりました。
コロワイドによるTOBは先月25日に一度不調に終わり、きょうまで期間を延長していました。
今後、コロワイド側は大戸屋ホールディングスの子会社化に向け、経営陣を刷新するための臨時株主総会の招集を請求することになります。
大戸屋側は「コメントできない」としています。
参考元

コロワイド 大戸屋買収に成功

ついにコロワイドの大戸屋買収に終止符がうたれましまね。

結果はコロワイドに大戸屋が買収されました。

今回のコロワイドと大戸屋の買収劇は丁度テレビで半沢直樹がやっていた事もあり注目していた人も多いのでは?

まるで半沢直樹!?コロワイドが大戸屋を敵対的買収

の記事で半沢直樹に例えて分かりやすく書かせてもらいました(^o^)

大戸屋も黙って買収されるのを待ってた訳では無く

買収防衛策を色々と模索していましたが結局買収されてしまいましたね。

大戸屋は最後まで新株予約権を行いませんでした。

まぁ、発行した新株を買い取ってくれる先が無かったのかも知れませんが

新株予約権を行うと市場にある発行済枚数が増えて希薄化され株価が下がってしまうので

もし株主の事を思ってやらなかったのなら仁義を感じますね。

そもそも何故、敵対的買収が行われたのか?

大戸屋が敵対的買収をされた理由

上記の記事で詳しく書いてますが

ざっくり説明させて貰いますと元々大株主だったコロワイドが

大戸屋の野菜の提供方法に助言を出し

それを否定した事で揉めていた様ですね。

コロワイドは大戸屋の10倍大きい企業です。

大株主であり、大企業のコロワイドを怒らせたのが事の発端だったようです。

そんな事で買収されちゃうなんて経済の世界は怖い世の中ですね。

大戸屋の敵対的買収防衛策

大戸屋や行った防衛策ですが

先程ふれた新株予約権は行わなかった様です。

なので、残されるのは代わりに買収してくれる所を探す事でしたが、

特に現れなかったようですね。

現れなかったのか、あえて行わなかったのかは分かりませんが

正直、コロワイドの敵対的買収時の買取価格が3081円と相当高く設定されていました。

当時の大戸屋が株価2500円くらいだったので、相当高いですよね。

コロワイドの絶対的に買収するという意志が感じられました。

金額的にも、コロワイドの姿勢的にも

代わりに買収する企業が出にくいのは自然かなと思います。

そこで大戸屋が行ったのは

オイシックスとの業務提携でした。

それを素材に敵対的買収をしかけているコロワイドが買えないくらいに株価を上げてしまおうという物でした。

しかし公開買付けの3081円は簡単には超えられず

7月にコロワイドの買収発表が出たのが最高額となりそこから売られ続けて

オイシックスとの連携を発表するも3081円を超えられず

9月8日に買収が終了しました。

コロワイドは大戸屋の株式を47%保有する事に成功し

これで完全に大戸屋を支配した事になりますね。

さて、こんな敵対的買収をされて

大戸屋の役員達はだまってそのまま

コロワイドの社員として働き続けるのかな?

ちょっとそこが心配ですね。

大戸屋は家族経営のため、買収されたからはいそうですかと簡単に傘下に入るかが今後気になりますね。

因みに大戸屋は買収されてしまいましたが、コロワイド傘下として

JASDAQには上場し続ける様ですね。

さて、今後も大戸屋に動きがあるのか?

気になりますね。

では閲覧ありがとうございました!

テリテリ投資ブログでした!

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