コロワイド 大戸屋敵対的買収!?

ファミリーマートの次は大戸屋が!?

先日、ファミリーマートが伊藤忠に買収されましたが

今度はコロワイドが大戸屋を買収する様ですね。

まじか!!

しかも何か敵対的買収らしく

コロワイドと大戸屋はバチバチ状態みたいですね。

コロワイドと言えば株主優待が有名で保有している方も多いのでは無いでしょうか?

かっぱ寿司や牛角なども傘下にありますね。

大戸屋もチェーン店展開しており国内外に463店舗だしてますね。

コロワイドは時価総額1030億円

大戸屋は時価総額189億円

と十倍くらいコロワイドの方が大きい企業となりますね。

もともとコロワイドは大戸屋の株式を19%保有しており、それを株主比率を50%まで上げるようですね。

購入金額も3081円で購入するのこと見たいですね。

プレミアム価格で市場の株価より40%以上は高く買収するようです。

コロワイド側の絶対的に買いたい!という意志が伝わってきますね。

大戸屋的には寝耳に水だった様でこんなIRが開示されてましたね。

大戸屋IRより引用

本公開買付けの公表は、当社に対して何ら事前の連絡もなく、一方的かつ突然に行われたものです。本年6月25日に開催された当社定時株主総会において、コロワイド社による当社子会社化を前提とした株主提案が、多くの株主の皆様の反対により否決されたにもかかわらず、コロワ
イド社が当社の子会社化を目的とした本公開買付けをその後直ちに開始するということは、当社定時株主総会において示された当社株主の皆様の意思を軽視するものと考えており、当社として誠に遺憾であります
当社といたしましては、今後、本公開買付けに係る公開買付届出書等の内容その他の関連情報を精査した上で、速やかに当社の見解を公表する予定です。株主の皆様におかれましては、当社から開示される情報に十分ご留意いただき、慎重に行動していただきますようお願い申し上げま
す。
なお、本開示資料は、本公開買付けに関する意見を表明するものではありません。本公開買付
けに関する当社の意見は、決定次第改めてお知らせいたします。

と、めちっちゃ大戸屋が怒ってます。

元々何故にこんなに敵対してしまったのか?

事の始まりは創業者が亡くなりそこから引き継いだ19%を超える株式を手放したことから始まります。

その時に購入したのがコロワイドでした。

それによりコロワイドは大戸屋の19%を超える株式を購入する事が出来、大株主となりました。

19%も保有している訳ですから口出しして影響力を及ぼす事が出来る立場となった訳ですね。

そこでコロワイド側は株主総会で大戸屋に営業方法を見直す様に苦言したのが事の発端のようです。

大戸屋はお店で野菜や調理をして提供するスタイルに拘っているようです。

このスタイルを突き通して来たし、現在の大戸屋ファンを裏切る事をしたくない!というのが大戸屋の言い分らしいです。

しかし、そのスタイルは時間と人件費がかかりコストパフォーマンスが悪く経営が傾いている状況で同じ方法をとっていても成長は見込めないとコロワイド側は主張している訳です。

なのでコロワイド側はセントラルキッチン方式を勧めている訳です。

しかし大戸屋は大株主であるコロワイドの意見を否決しました。

因みにセントラルキッチン方式とは?

カット野菜や出来上がった物を温めてお皿に盛って出す方式です。簡便にする事で人件費や回転を上げる事が期待できます。

他の良くあるチェーン店で使われている方式らしいですね。

大戸屋的にはそれじゃ、大戸屋じゃない!

自分のところで野菜をカットして調理し出した方がいい野菜を安く買え料理の味も確実に美味しい物を提供出来る!

社長の理念があります。

なのでセントラルキッチン方式を入れる事により、

質の悪い物を高く買って更に料理の質が落ちるものを出す利点が分からないと一貫して主張しています。

コロワイド側としては大戸屋の10倍の会社価値がある大手であり更には大株主です。

否決したことに対して気に食わないですよね。

大戸屋の業績が改善せずに株価が落ちれば大株主であるコロワイドの資産価値が落ちる訳ですからアドバイスしたくなりますよね。

その意見の不一致で今回の敵対的買収劇となった訳ですね。

とはいえ、大戸屋の資産価値って35億前後だったので今回の買収はコロワイドにとってかなりマイナスになりそうだけど大丈夫かな😥

大戸屋側としては今回の買収を良くは思ってなく遺憾に思っている様ですね。

今後、大戸屋が素直に買収されるのを待っているとは考えられないですよね。

そうなると、違う投資ファンドや企業に更に高い値段で買収してもらうか(ホワイトナイト)新株発行をしまくるしか無いですね。

ホワイトナイト

もし、前者のホワイトナイトが現れれば更に高い値段で公開買付けする事になりますので、今の大戸屋が持っている資産価値から言うと名乗り出る企業や先はないのでは無いかと考えられています。

後者の方が可能性的にはありそうですね。

市場の株式を増やしまくる作戦です。

例えばコロワイドが50%保有したとしても株式を2倍に増やしてしまえば25%となります。

それを、行っていけば買収出来なくなるかも知れません。

しかし、ここで注意しないと行けないのが大量の株式を発行されてしまうと、いま個人で持っている株式の価値が希薄化されてしまいます。

株価が3000円で買ったなら新株発行による株式価値の希薄化で半額に価値が落ちてしまう可能性がとても高いです。

なので株主優待券目的で購入している人とかは大戸屋が買収されない様にする為に株式を増やされれば、大量の含み損を抱える人が出てきてしまいます。

これ、個人株主としては最悪な事態ですよね。

こんなひどい事するの!?と思われますが結構されです。

東証二部のブルドッグソースも過去に大量に株式を増やして買収を回避してますね。

株主からの批判凄いだろうな…

さぁ!この敵対的買収劇!

今後どうなるか!?

注目していきたいと思います。

では閲覧ありがとうございました!

テリテリ株式投資ブログでした♪