FOMC声明文 大規模緩和となるか?
– 米連邦準備理事会(FRB)は、この厳しい局面で米経済を支援するためにあらゆる手段を行使し(using its full range of tools)、雇用最大化と物価安定という目標を促進することに全力で取り組む。
コロナウイルスの感染拡大は、米国および世界中で多大な人的および経済的苦難(tremendous human and economic hardship)をもたらたしている。ウイルスと公衆衛生を守るために講じられた措置は、経済活動の急速な収縮と失業の急増(sharp declines in economic activity and a surge in job losses)を引き起こしている。需要低迷と原油価格の大幅な下落は、消費者物価の上昇を抑えている。国内外の経済活動の混乱は、金融状況に多大な影響を与え、米国の家計や企業への信用の流れを損なっている( have impaired the flow of credit )。
現在進行中の公衆衛生の危機は短期的に経済活動、雇用、インフレの大きな重し(weigh heavily)となり、中期的な経済見通しに著しいリスク( considerable risks)をもたらすだろう。こうした状況を踏まえ、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを0─0.25%に維持することを決定した。委員会は経済が最近の出来事を乗り切り、雇用最大化と物価安定の目標を達成する軌道に乗ったと確信するまで、この目標誘導レンジを維持すると予想する。
FRBはマイナス金利を行わないのかな?
雇用の問題と物価の安定に全力で取り組む姿勢を見せてますね。
雇用
雇用と言えば今日の21時30分に新規失業保険申請件数の発表がありますね。前回が442.7万人で合計すると5000万人が失業保険の申請をしているとか
アメリカの人口は3.5億人くらいなので6〜7に一人は失業しているという事ですよね。
アメリカのコロナウイルス感染者数は100万人を超えていますが、感染者数もそうですが長期化による生活苦にも注意が必要ですよね。
因みに今回の新規失業保険申請件数は350万人と予想されています。
物価の安定
物価も安定しませんね。一部の特需とないっているマスクやアルコールが大きく値上げする中、コロナウイルスの外出自粛により使用量が減って原油安になってますが、原油安となると物価が低下しやすくなりデフレに近づいてしまいます。
これらの影響を少なくする為にFRBは頑張ってくれる様ですね。
しかしNYダウ強いですね。
んーしかしセルインメイ
投資の世界には5月は売りなさいと言う格言があり、去年も5月に入り大きく下げましたね。
先日僕はGWに暴落が来るかも?という記事を書きましたが外れてほしいです。
今後さらなる経済対策が打たれるかもしれませんし、5月1日明日に迫るアメリカの経済活動再開にも注目ですね。
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