一兆円赤字 やばいぞソフトバンクG 決算発表まとめ
ソフトバンクグループから決算発表がありました。
もうすでにニュースなどでも報道されているソフトバンクグループの赤字ですが詳しく決算発表を見て行きたいと思います。
ソフトバンクグループ チャート 5月18日現在
おぉコロナウイルスでかなり落ちてましたが、最近はダラダラと上がってきてますね。
ここ一ヶ月で株価は約2倍となっています。
ソフトバンク 決算発表内容
売上高 6兆1850億円 +1.5%
営業利益 −1兆3646億円 –%
当期利益 −9615億円 –%
当期包括利益合計額
-1兆2903億円
えぐいですね😫
これはこれは…
コロナウイルスの影響凄いですね。
となる所ですが…
実はこれコロナウイルスが直接的な原因じゃないんです!
投資の失敗が原因です!
業績ハイライトより
影響損失1.4兆円 前年比3.4兆円悪化
ソフトバンク・ビジョン・ファンド等 SBIA の運営するファンドからの営業損失が 1.9 兆円:このうちソフトバンク・ビジョン・ファンドが当期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)1.9 兆円。
Uber、WeWork およびその関係会社3社 の公正価値が減少したほか、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い当第4四半期にその他の投資先の公正価値の合計も大幅減少
ソフトバンク事業の営業利益は前期比 7.4%増と好調
と言う事で、投資先のコロナウイルスによる株価の低迷やウィーワークの投資失敗が原因となり合計で1.9兆円も損失をだしてますね。
ウィーワークは空きスペースをシェアオフィスとして貸し出す事業を行っていますが、ここにソフトバンクは一兆円を超える多額の投資を行っております。
そこへの投資失敗がかなり後を引いていますね。
ここ最近は、ソフトバンクビジョンファンドの投資失敗で赤字転落が続いてますね。
今回のコロナウイルスの事もありますか、その前から投資失敗による損失は出続けており、かなり不安定な状況が続いてますね。
親会社所有者に帰属する純損失 9,616 億円(前期比 2.4 兆円悪化)
純損益は、関連会社の中国電子商取引大手アリババの香港上場時の新株発行などに伴う持分変動利益3398億円や、アリババ株式先渡売買契約決済益の利益影響額8568億円、持分法による投資利益6387億円などがあったが、財務費用3009億円や子会社からウィー・ワークへの投資関係で7208億円の損失計上もあり、赤字となった。
事業ハイライト
2020 年3月 13 日、上限 5,000 億円の自己株式取得を決定
2020 年3月 23 日、自己株式取得と負債削減のために最大 4.5 兆円の資産の売却または資金化に関する方針を決定
当期末以降の 2020 年4月1日、スプリントが T モバイルと合併完了
– 合併後の新 T モバイルは持分法適用関連会社に– 当期からスプリント事業を売却目的保有に分類された処分グループへ分類
このハイライトで4.5兆円の資産売却と書いてありますが、これは苦し紛れにしか見えないなぁ(笑)
かなり資金繰りに厳しいのかな?総資産は15兆円ありますが自己資本比率も27%と低下を続けています。
莫大なお金はありますが、このお金もこの調子で損失を繰り返して行けば無くなるしなぁ心配ですね。
配当金
年間1株あたり88円から一転
配当金予想は未定となっています。😱
まとめ
あの手この手で株価を上げようと4.5兆円の資産売却や自社株買いを繰り返しているソフトバンクグループ。
ソフトバンクグループとしての売上は順調であり、売上高だけ見ればコロナウイルスの影響も少なくZホールディングスもコロナウイルスによる影響は少ないという内容でした。
これ以上ソフトバンクビジョンファンドの投資失敗で利益を継続的に減らし続けるのか?
コロナウイルスによる投資先の倒産は15社にのぼる可能性があるとも報道されています。
完全にソフトバンクビジョンファンドがソフトバンクグループの爆弾となってしまってますね。
今までは、多額のお金を投資し事業を成功させてきたソフトバンクグループですが、ここに来て投資会社を作ったのが大きく裏目に出てしまってますね。
株価自慢のソフトバンクグループ
株主を大事にしてきた様ですが、流石にこの投資先の立て続けの価値下落で配当金も無配当の可能性があり株価の低迷は避けられない状況かなと思います。
一先ずソフトバンクビジョングループの投資失敗がマジやばい!