麻生氏 特別定額給付金に苦言
麻生太郎副総理兼財務相は24日、新型コロナウイルス対策で配られた一律10万円の「特別定額給付金」の多くは貯金に回り、景気浮揚効果は限定的だったとの認識を示した。福岡市で開いた自身の政治資金パーティーで「(個人の)現金がなくなって大変だということで実施した。
当然、貯金は減ると思ったらとんでもない。
その分だけ貯金は増えた」と述べた。同時に「お金に困っている方の数は少ない。
ゼロではないですよ。困っておられる方もいらっしゃる。
だが、現実問題として、預金、貯金は増えた」と語った。麻生氏は、リーマン・ショック後の2009年、自身の首相在任時に実施した1人当たり1万2千円の「定額給付金」は失敗だったとして、当初、新型コロナ対策での現金給付は対象を限るべきだとの見解を示していた。
ふむ
中々過激な発言を麻生氏はしますね。
しかし、確かに貯金に回る事も多くあるかなーと思いますよね。
今回のコロナは短期的な収入減少では無く、長期的な収入減少となります。
数値だけ見て、貯金が増えたと言っているんだろうけど
その中には、先を見据えて貯金している方や、今回の給付金で命を助けられた方も必ず居るはずです。
僕はありがたい事に収入は変わってませんが、僕らの様なサラリーマンでは無い方や
同じサラリーマンでも出勤時間が減り生活苦となっている方は数多く居るはずですです。
去年施行された働き方改革で
残業時間が減った事で生活苦となっている、人が沢山いる中
私もその一人ですが…
そこで、コロナによる収入減少が重なるとかなり生活が困窮しても可笑しくないかと思います。
私は特別定額給付金は車検で消えてしまいましたが
もし、特別定額給付金が無ければ貯金もかなり厳しくなるし
下手したら株式投資も売却して
貯金に回す必要が出てくる可能性だってある訳です。
麻生氏は、九州で麻生財閥と呼ばれる程のお金持ちですから
国民や生活苦の人の心情が少し分からないのかもしれませんね。
収入が激変して減ってしまった方々はこの発言をどう受け取っているんですかね…
コロナになって
金銭目的の犯罪が最近かなり増えている上に
自殺者も急増している事をどう受け取っているんですかね。
失業率の上昇は自殺者の上昇と比例することは分かっています。
なら失業率があがり金銭的不安が沢山いる日本で
国民にお金を配布する事は、経済刺激だけでは無い、特別な命を守る行為に直結する訳ですから
国民を大事に思っているなら、さらなる現金給付をして貰っても良いくらいですかね。
特別定価給付金は
お金ある人はつかい
お金無い人は貯金をする。
それが人の心理なので
麻生氏が言う、貯金が増えたからお金に困っている人が少ないという事は
お金に困ってない人の道理ですね。