【7735】SCREENホールディングスを徹底分析|配当利回り・業績・株価指数まる解り!
📋この記事でわかること
✅SCREENホールディングスとは?
✅最新の決算情報と業績の推移
✅株価指数(PER・PBR・ROEなど)の詳細分析
✅配当金の推移と利回りの水準
✅株価チャートから見る株価の推移と上昇要因
✅今後の業績見通しと注目ポイント
✅他の半導体関連企業
SCREENホールディングスとは?
SCREENホールディングス(証券コード:7735)は、半導体製造装置の大手企業です。
本社は京都府にあり、もともとは大日本スクリーン製造として創業。
現在は半導体製造装置(特に洗浄装置)に強みを持ち、他にもプリント基板、ディスプレイ製造装置、印刷・電子写真関連など幅広い精密機器を扱っています。
国内外の半導体需要の影響を強く受ける業態のため、景気敏感株とも言えます。
業績ハイライト(2024年度実績)
売上高:5,092億円(前年比+9.1%)
営業利益:1,110億円(営業利益率 約21.8%)
純利益:802億円
EPS(1株当たり利益):1,791円
ROE(自己資本利益率):21.9%
⇒ 洗浄装置のシェアが堅調で、海外向け売上が伸び、利益率も高水準。
特にAI関連の半導体製造ニーズが追い風になっています。
株価指数で分析(2025年6月時点)
株価:13,950円前後
PER(株価収益率):約7.8倍
PBR(株価純資産倍率):1.59倍
ROE:21.9%(非常に高い水準)
自己資本比率:60%以上
→PER・PBRともに割安感あり。
ROEも非常に優秀で、株主還元や資本効率の観点でも魅力的。
配当と利回り
1株あたり配当:290円(2024年度実績)
予想配当利回り:約2.1%⇒ 配当性向は約16%とまだ余力があり、業績次第で今後の増配余地も期待できます。
株価推移(直近1年)
2024年初頭:約9,000円 → 現在(2025年6月):約13,950円約1.5倍の上昇と、半導体関連銘柄の中でも好調な推移
背景
NVIDIAやTSMCなどのAI関連需要増により、製造装置全体が注目されている。
今後の見通しと注目ポイント
ポジティブ要素半導体洗浄装置分野での世界シェアはトップクラス。
AI・高性能半導体向け装置需要の増加日本企業としての技術力と品質への信頼感注意点半導体市況のサイクル変動リスク為替の影響(円高は業績にマイナス)
投資判断まとめ
SCREENホールディングスは、成長性と割安感を兼ね備えた半導体関連銘柄として非常に魅力的です。
現在の株価は過熱感があるわけではなく、業績・財務内容も良好。
中長期的に見れば、今後もAI・高性能半導体ニーズの高まりが追い風になると予想されます。
✅ 成長期待 + 安定した財務 + 割安感→ 半導体関連株をポートフォリオに入れたい投資家におすすめです!
参考:競合企業との比較企業名 主力分野 PER 配当利回り
SCREEN HD(7735) 洗浄装置 約7.8倍 約2.1%
東京エレクトロン(8035) 成膜装置・エッチング 約25倍 約1.6%
アドバンテスト(6857) テスター装置 約20倍 約1.7%
最後に今後の市場動向や決算発表は要注目です。
投資は自己判断・自己責任で、リスクも理解した上で行いましょう。
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