決算内容 三菱自動車の将来性を読み解く|電動SUVと関税リスクの今後は?

三菱自動車の将来性を読み解く|電動SUVと関税リスクの今後は?
関税合意に市場が湧くなか三菱自動車から決算発表がありました。
車市場の今後を占う大切な決算です。
三菱自動車の決算内容を通じて関税の影響を見ていきましょう。

こんにちは、こんばんは
サラリーマン投資家テリテリです。
日々ファイアを夢見ながら仕事をしつつ
株式投資や金、投資信託などに投資を行っている30代のサラリーマン戦士です。
是非皆さんと株式の情報を共有しながらファイアや億り人を目指していきたいと思っています。
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📝 この記事でわかること

✅三菱自動車(7211)の 主な事業内容と強み

✅最新の 株価動向と業績のポイント

✅2025年最新決算から読み解く 今後の見通し

✅人気車種(アウトランダーPHEV・ekクロスなど)の特徴と販売状況

✅米国の関税問題など、 今の経営課題とリスク要因

✅配当・株主還元方針や 中長期的な成長戦略

1. 事業内容 🚗

自動車(乗用車・商用車)およびその部品・付属品の開発・設計・製造・販売・輸出入

産業用エンジン事業や中古車販売、損害保険代理業、金融業なども展開

主力車種はアウトランダーPHEV、エクリプスクロス(PHEV含む)、ekシリーズ、デリカD:5など。軽自動車開発は日産と共同で手がけるNMKVで展開 。

2. 株価・業績トレンド

2025年3月期:売上高約2.79兆円、営業利益1,388億円、経常利益986億円、最終利益409億円 。

2026年3月期は売上上昇見込み(約2.95兆円、+5.8%)ながら、営業利益は28%減(1,000億円)との予想へ 。

年間配当は中間5円・期末5円で合計10円と、前期15円から減配計画 。

3. 最新四半期決算と注目ポイント(2025年4–6月期1Q)

売上高:約6,091億円(前年同期比‐2.9%)

営業利益:56億円(‐84%)、経常利益48億円(‐88.6%)、当期純利益7億円(‐97.5%) 。

原因:米国向け自動車関税25%による影響が営業利益を約144億円押し下げ 。

通期経常900億円計画に対し進捗率5.4%と厳しいスタート 。

CFOは「関税引き下げの流れに期待」「東南アジアで強いミニバン・SUV販売が支える」とコメント 。

4. 人気車種・戦略中の商品

アウトランダーPHEV:世界水準のPHEV技術で、電動車分野の柱 。

エクリプスクロス(PHEV含む):グッドデザイン賞を複数受賞したコンパクトSUV 。

ekシリーズ:日産との合弁NMKVを通じて、国内の軽市場を支える戦略的モデル 。

ミニキャブEV:商用EV分野で再注目。日本郵便等へ納入、物流用途で広がり 。

5. 今後の展望 & リスク

関税圧力の緩和:日本・米国間で関税率25%→15%へ引き下げが正式合意済み(2025年7月23日)。第2四半期以降の改善期待 。

海外市場での底堅い販売:北米・東南アジアでSUVやミニバンの販売が支え 。

中長期戦略:台湾・鴻海からEV供給を受けるなど、OEM提携を拡大へ 。

まとめ

三菱自動車は、電動SUV・軽EV・商用EVといった成長分野で技術的強みを持ちながらも、米関税の影響で短期的には苦戦しています。通期見通しは安定していますが、進捗率は予断を許さず、通期業績の達成には今後の関税緩和や為替・部材コスト、世界販売の動向がカギとなります。

投資判断としては、PHEV・EV戦略に共感しつつも、今後の業績や政策影響に注視が必要です。
では、閲覧ありがとうございました。
サラリーマン投資家テリテリでした♪
またお会いしましょう♪

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