SCREENホールディングス(7735)暴落!2026年3月期決算を徹底解説|減収減益の背景と今後の展望

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📝この記事でわかること

✅はじめに


✅SCREENホールディングス(7735)の2026年3月期 通期決算内容

✅減収減益となった主な要因とは何か?

✅セグメント別(半導体・ディスプレイ等)の売上と動向

✅会社側が示した2027年3月期の業績見通し

✅為替や半導体市況の影響、そして中長期の注目ポイント

はじめに

SCREENホールディングス(7735)が決算発表を受けて10%近い下落をみせました。

7月28日の終値は11030と前日比で1190円下落しました。

これは先週にあった決算発表が原因です。

下落した理由となった決算発表を見ていきたいと思います。

SCREENホールディングス

(証券コード:7735)の2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月期)決算内容


🧾 決算ハイライト(2026年3月期第1四半期)

売上高:1,357億8,500万円(前年同期比+1.2%)

営業利益:243億円(同-12.2%) → 営業利益率18.0%と前年同期の20.7%から縮小

経常利益:245億円(同-11.9%)

四半期純利益:166億8,700万円(同-8.4%)

市場予想に対しては、経常利益が約11.9%下回る水準で着地しており、通期利益見通しもIFISコンセンサスを”下回る見通し”となっています 。

📊 セグメント別の動向(主力事業別)

SCREENの主要事業セグメントである半導体製造装置(SPE)が売上の約80%を占める構造です 。

SPE(半導体製造装置)
売上は約1,095億円と前年同期比で▲2.4%減。ファウンドリーおよびDRAM向け需要の減少が影響しました。一方、フラッシュメモリ向けやポストセールスは堅調です 。

FT(ディスプレイ製造装置)
OLED中心に売上が+91.6%の約99億円と大幅成長。営業利益も大幅改善し、利益率10.5%を確保しています 。

GA(グラフィックアーツ機器)
売上は約129億円(+4.3%)、営業利益率は約4.4%で、増収ながら為替の影響も受けて利益率は低下。

PE(プリント基板関連装置)
売上は約30億円(▲21.7%)、営業利益率は1.0%と苦戦。先端パッケージ向けの回復は後期に期待されます 。

⚙️ 利益構造の変化と要因分析

営業利益減の主因は以下の通りです:

固定費増加(特にSPE中心)
人件費、研究開発費、減価償却費などが利益を圧迫。

為替影響
円高により輸出関連事業の利益に逆風。特にGAなどが影響を受けています 。

営業利益減少を要因ごとに分析した結果、従来の高採算セグメント(FT, GA)からの貢献や売上増もあったものの、固定費や為替負担が全体の利益を押し下げた構図です 。

🏦 財務・キャッシュフロー状況

自己資本比率は64.5%と非常に高く、前期から改善傾向 。

営業キャッシュフロー:69億円、投資キャッシュフロー:-97億円、フリーキャッシュフローは-27億円と慎重な資金運用が続いています 。

研究開発費および設備投資:R&D費85億円、CAPEXは44億円といずれも想定範囲内の水準 。

🎯 今後の注目ポイントと展望

通期予想:売上6,210億円、営業利益1,170億円(営業利益率18.8%)、純利益880億円。前期実績に対して利益は減少傾向 。

各セグメントでは、DRAMやフラッシュメモリ向け装置需要の底堅さが今後の注力分野。

地域別では台湾や中国市場の回復に期待がかかる一方、ファウンドリー・ロジック向けの投資が下期にかけて回復する見込みです 。

🧾 まとめと投資視点

第1四半期決算は「売上微増 × 利益減少」という結果でしたが、これは成長投資や為替などの構造要因によるものです。特に主力のSPE部門では一部減収も見られましたが、FT部門の急成長が全体を支えており、長期視点での回復余地は残されています。

財務は依然として健全であり、中長期的にAIや先端メモリなどの成長分野との親和性を生かして、中核事業の収益力改善に期待がかかります。

FQ2以降、特にSPE部門の需要回復や地域別業績の変動に注目しながら、通期予想とのギャップ把握が重要です。

最後に

私はこの決算発表を見て今日は売却を行いました。

今後、下がったところで市場の雰囲気をみながら再度インするタイミングをうかがって行きたいと思います。

では、閲覧ありがとうございました。
サラリーマン投資家テリテリでした♪
またお会いしましょう♪

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