キヤノン結果発表 33年ぶり減配へ!

キヤノンについて

キャノンから結果発表がありましたね。

キャノンは高配当銘柄として有名な銘柄の一つです。

キャノンといえばカメラや複合コピー機、最近では医療機器のエコー機器など幅広く展開している日本の誇るカメラメーカーの老舗です。

ここは33年連続増配し続ける優良企業ですがその歴史もこのコロナショックのせいで終わってしまいました。

僕もほしい銘柄の一つだったので

とても残念なニュースでした。

キヤノンチャート

キャノンの決算発表を見ていきたいと思います。

キヤノン決算発表の内容

売 上 高 1兆4556.27億円 17.8%減

営業 利益 151.22億円 81.9%減

純 利 益 130.7億円 80.1%減

2020年12月期 業績予想

売 上 高 3兆800億円 14.3%減

営業 利益 450億円 74.2%減

純 利 益 430億円 65.6%減

キヤノン配当金

一株あたり80円だった配当金を

一株あたり40円と減配しました。

さらに今後は未定としています。

キヤノンは33年減配なしの企業でしたが仕方ないですね。。

苦渋の選択だった事でしょう‥

キヤノン減配理由

新型コロナウイルスの感染拡大により世界経済は大きく後退しており、当社関連ビジネスも甚大な影響を受け、今年の業績は大幅に悪化する見通しです。

当社は、将来の成長に向けた新規事業への投資が出来る様、先行き不透明な事業環境の中で十分な資金を確保するため。キヤノンIRより

この状況下でやはりキャッシュは大事ですよね。

キャノンの様な開発を常に求められる企業は特にキャッシュが重要です。

無配としている企業が多い中、40円でも出してくれるのは嬉しい限りですよね。

しかし、末期配当が未定なのは痛いですね‥

キヤノンの売上高減少理由

やはりコロナウイルスが原因ですよね。

コロナウイルスによる自粛やロックダウンによりキヤノンの強みであるオフィス向け複合機やレーザープリンタの売上が落ちた事に加え、カメラ市場も更に縮小、医療機器関係もコロナウイルスによる営業が出来ない状況で売上減少となっています。

しかし!

追い風となるセグメントも!

家庭用のインジェクトプリンタが在宅勤務向けや家庭教育向けに堅調な売上だった様ですね。

だとしても、他の減少を補える程では無くキヤノン全体として見るとやはり厳しい状況は続きそうですね。

キヤノン今後の見通し

キヤノンは世界経済回復は時間が掛かるものの、年後半には緩やかに回復すると想定していますね。

オフィス向け複合やレーザープリンタは徐々に回復する予定も前年度を下回る見通し。

カメラ市場も減少傾向だが新製品投入をし拡販活動に注視家庭用インジェクトプリンタはこのまま堅調に推移する見通し。

医療機器関係はコロナウイルス長期化に対して緩やかな回復で止まる見通し。

半導体関連はメモリー向け投資を引き続き底堅く推移する見込みだが、センサーや車向けは停滞局面が続くと想定される。

まとめ

やはり株主の減配への失望売りが起きてしまいましたね。

決算発表後の株価は大きく下げてしまいました。

配当金も減配され、更に今後は未定という厳しい状況。

33年減配なしという、安全神話が崩れた瞬間ですね。

何処まで下がるか‥分かりませんが当分は底値を探る状況になりそうですね。

では閲覧ありがとうございました!

テリテリ投資ブログでした。

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