失業保険申請件数300万件超 !今後の先行きを考察

コロナウイルスが感染拡大を始めて

約3ヶ月が経とうとしています。

アメリカにも感染は広がり

NYダウも乱高下を繰り返し

今や19000ドルを切る水準まで来ました。

それを受けて、FRBやトランプ大統領は

経済刺激策として2兆ドルの経済対策や

復活祭までに経済活動の再開を行うとし

NYダウも2112ドルもの過去最高値上げをみせました。

そんな中、3月26日に

新規失業保険申請件数が発表されました。

予想件数は170万件でしたが

速報値では300万件を超える件数となりました。

前回が20万件くらいだったので

失業者が単純計算で15倍増えたと言うことになります。

失業者が増えてしまえば当然

経済は回りません。

このまま失業者が増えていけば

経済後退リセッションさえ視野に入れなければなりません。

現在、アメリカは2兆ドルの経済支援を

合意しましたが

このまま新規失業保険申請件数が

増え続けるか横バイ傾向であれば

さらなる経済刺激が必要となります。

日本でもニュースになりましたが

コロナショックにより

内定を取り消された人も

記憶に新しいですよね。

失業者が増え収入が減り

個人消費も個人所得も減っていって

しまえば必ずリセッション入りしてしまいます。

リセッション入りすると

NYダウは下がり、更に円高が進み

日本も被害を受けることとなります。

当分この新規失業保険申請件数が

更に大事な指標となると予測できます。

失業者が増えると他の指標まで

悪化する恐れがあるからです。

今回の新規失業保険申請件数が

悪材料になるのかそれとも好材料になるのか

それは市場が判断する事なので分かりませんが。

この新規失業保険申請件数が増えることで

悪材料となる時はどんな時でしょうか?

悪材料となる時

  • 経済支援を行っても新規失業保険申請件数が減らない
  • 他の経済指標の悪化懸念
  • 経済対策がされない

好材料となる時

  • 材料出尽くしと判断
  • 経済刺激のさらなる追加期待

好材料となるとしたら、追加期待などですかね。

これ以上経済支援できるのかは疑問ですが、、

一先ずは合意された2兆ドルの経済支援で

どこまで経済指標が抑えられるか

または改善されるのか?

見ていくことが大事になりそうですね。

毎週月曜日にその週行われる

経済イベントを更新しています。

良ければ見てください。

では閲覧ありがとうございました。

テリテリでした。

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