何故ドル高円安に!?
今週の日経平均株価は2万円をキープしてくれましたね。
まだ自粛生活は変わらず、経済が泊まったままですが、政府がお金の流動性を高めているお陰ですかね?
何故か日経平均株価もNYダウも上昇を続けています。
そんな中、アメリカののトランプ大統領は又暴れ始めましたね。
米中の関係悪化懸念が再度でてきました。
コロナウイルスは全て中国の歴史せいだー賠償しろーと言ってますね。
今朝には中国企業33社をブラックリスト入させたり、中国企業の株取引を禁止しようとしたり、かなりジャイアンです(笑)
そんな中、ドルが上がってますね。
安全通貨の日本円にお金が集まるかと思いきや、ドルが安全通貨として買われています。
背景には何があるでしょうか?
四季報オンラインからなるほどなと言うこんな記事が出てました。
一つは、ドル金利の急激な低下によって、円金利の低さがそれほど際立たなくなってきたことだ。二つ目は、今回の乱高下の中で、いざというときのドル需要の強さが浮き彫りになったことだ。ドルは円やユーロに比べると金利が低くはないが、ドル市場は巨大なので、どうしても新興国や外国企業でドルを借入れるところが多くなる。金利が十分に下がってくればなおさらだ。彼らはその返済や利払いのためにドルを確保しなければならない。他に貿易決済のためにも、多額のドルが必要となる。市場が混乱してドル調達が難しくなったとき、それでもどうしてもドルを手当てしなければならない人たちが大勢いるということである。
この二つの要因によって、ドルが円やスイスフランを上回るリスクオフ通貨に躍り出たというのが現下の状況であろう。
なるほど、元々日本円は超低金利のためリスクオフ時に買われる傾向にある訳ですが、このコロナウイルスショックでFOMCも金利をさげた事と世界でのドルの必要性が高まった際に急激にドル高になった事が要因として、挙げられるわけですか。
リスクオフ時は安全通貨の日本円が買われる
これは僕は日本が安全な国家だからだと思ってましたが、実は違うようです。
一つの見方は円が“安全通貨”ではなくなったというものである。ただ、“安全通貨”という言葉は大きな誤解を招きやすい。そこには「日本は安定していてリスクの少ない国だから、何かあったときに世界のマネーが逃げ込んでくる」というイメージがつきまとうが、実際のところリスクオフ時に円が買われるのは日本が“安全国家”だからではない。
投資家は、相場が混乱するとリスクを避けるようになる。だから、平時に積み上げたポジションを解消しようとする。そのときに買い戻される通貨がリスクオフ通貨である。
では、なぜ円が買い戻されるかと言えば、平時に円を売って他の通貨で運用するニーズが積みあがっているからだ。その背景には円の金余り状態があり、その象徴としての低金利がある。
なるほど
普段リスクオンの状態では金利の高いリスクある通貨に投資達がいっており、世界が混乱し始めたら超低金利の日本円に戻ってくるから円高になり安いという訳ですね。
メチャクチャ分かりやすい!
といこうことは、金利が低くて需要が高い金が買われるのは必然的な事ですね。
納得が行きました(笑)
しかし、米国はドル高をあまり良しとして無いと思うのでまた、コロナウイルスが収まったらFOMCは金利を上げてくるかもしれませんね。
しかし、今回の事態を受けてドルの強さが浮き彫りになったのは間違いないので、今後世界が混乱しても円高にはならないかもしれませんね。
それは日本にとってはプラスとなるので今後、日経平均株価とNYダウの株価の連動性は少し失われるかも知れません。