FRB景気回復に長期的な考え。
FRBのパウエル国務長官が17日に声明を出しています。
内容を見てみたいと思います。
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は１７日、議会下院の金融委員会で、新型コロナウイルスで打撃を受けた家計や企業を救済するための経済対策を巡り「議会があまりにも早く支援を打ち切れば、懸念することになる」と述べ、財政出動の継続を訴えた。マイナス金利導入には改めて否定的な考えを示した。
パウエル氏は「失業者や中小企業への支援を続けるのが適切だ」とした上で「経済は回復し始めたばかりで、今が肝心な時だ」と強調した。
米国では、予算関連法案は議会が立案、審議し、大統領が署名して成立する。
当然といえば当然ですが未だにコロナウイルスの懸念が解消された訳でなく、経済も再開するもコロナ前の水準まで戻すには、コロナだけでなく子用の問題もあり難しい状況がまだ続いています。
企業も窮地に置かれている所がまだ沢山ある事は予想でき、さらなる支援継続は必須だと思います。
現状株価のみ上がり実経済はまだまだ回復出来ておらず、経済が落ちているのに株価だけ上がるという乖離が生じています。
この状況で株価だけ見て経済支援打ち切りは流石に無かったようですね。
今後、急にコロナが収束する事があれば過度な政策となりバブルになりそうですね。
これは、ウイルスの事なので人ではコントロール出来ません。
パウエルさんの言うとおり長期的なwithコロナ社会を送っていくなら経済回復は時間が掛かりそうです。