オリエンタルランドは言わずとも知れたディズニーランドを経営する企業です。

今回、コロナによる景気悪化が進んでいる中で決算発表があったので、中身を見ていこうと思います。

前回の決算発表も内容をまとめています。

気になる銘柄　オリエンタルランド決算内容

オリエンタルランドチャート

この、コロナ禍でもぐんぐん株価を上げてきたオリエンタルランド

時価総額も５兆円とは凄いですね。

では決算発表を早速見ていこうと思います。

オリエンタルランド　決算内容

売上高

2484.28億円→591.49億円　−76.2%

営業利益

609.39億円→▲241.78億円　赤字

経常利益

620.78→▲247.45　赤字

四半期純利益

430.84億円→▲300.95億円　赤字

売上高以外は全て赤字ですね。

ボーナスカットやアクターを減らすなど対策をしていましたが

大ダメージを受けていますね。

自己資産比率

81.2%→74.3%

8202.57億円→7812.96億円

400億円も自己資産を減らしてますね😅

配当金

減配へ

一株あたり22円→13円へ

減配理由

2021 年 3 月期の配当予想につきましては、新型コロナウイルス流行によるテーマパークの臨時休園および入園者数を制限した運営の影響により、合理的な業績予想の算定が困難であったことから未定としておりましたが、今回、業績予想の算定および第 2 四半期末配当の決定に伴い、公表いたします。
年間配当金につきましては、引き続き厳しい経営環境が予想されることから、手元流動性の確保や成長投資の資金確保を優先するため、誠に遺憾ではございますが、減配とさせていただきたいと存じます。

2021年3月期の連結業績予想

下方修正あり

下方修正理由

21 年 3 月期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス流行によるテーマパークの臨時休園および入園者数を制限した運営の影響により、合理的な予想の算定が困難であったことから未定としておりましたが、第 2 四半期（累計）連結業績実績などを踏まえて業績予想を決定いたしましたので公表いたします。
なお、2021 年 3 月期第 2 四半期（累計）連結業績実績は、新型コロナウイルス流行によるテーマパークの臨時休園および入園者数を制限した運営の影響により、前年同期に対して、売上高、各利益ともに減収減益となりました。

第 3 四半期以降も引き続き、ゲストの皆さまとキャストの健康と安全の確保を最優先に、入園者数を制限して運営していくことから、2021 年 3 月期連結業績予想におきましても、前年同期に対して、売上高、各利益ともに減収減益となる見込みです。

その他のデータ

ディズニーランド入園者数

グラフを見ると分かるように激減していますね。

レジャーランド市場も全体的に落ちているのがよくわかります。

地域別来園者比率

地域別来園者比率を見ると、当然ですが海外客は蒸発し関東圏のお客しか来てませんね。

この状況はまだまだ長く続きそうです。

コロナが続き海外や地方からの来園者を増やせないこの状況下

中々厳しいですね。

頼みの綱はゴーツーキャンペーンですが中々これだけの赤字補填は難しいですかね。

この赤字補填というか、株主還元というのか役員報酬の大幅なカットを実施してますね。

役員報酬の減額

代表取締役は60%減額ですか(； ･`д･´)

上記のほか、常勤役員は、臨時休園した翌月の 3 月から 5 月までの役員報酬の
一部について自主返納を行い、6 月から 10 月までは、取締役（非常勤を含む）、執行役員、監査役（非常勤を含む）は役員報酬の減額を行いました。

と言う事で、3月からずっと減額してるんですね。

好感が持てますね。

まとめ

オリエンタルランドも赤字転落と言う事ですね。

ディズニーランドの新規エリアにかなりの先行投資を行っていただけに

コロナによる来園者減少は厳しい物となりそうですね。

更にチケットの値上げ実施なども相まって来園者を減らす事へとなっていそうてす。

潤沢なお金はあるものの、自己資産比率も下がっており厳しそうですね。

社員報酬も大幅に下げており、本来であればグッドニュースですが

今回の赤字・減配・下方修正の三拍子が揃ってしまうと厳しい物がありますね。。

明日のオリエンタルランドの株価はどうなるか？

減配と下方修正は織り込み済みなのか、それともバットニュースとして下落するのか？

市場がどう判断するか楽しみですね。

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