老後資産7000万円から一転、借金生活へ 考察

先日こんな記事を読みました。

Aさんはサラリーマンで定年退職を迎え資産も7000万円もあり潤沢な資産のもと定年退職を迎えました。

年金も夫婦合わせて月々30万円も入ります。

こんな夢の様な老後、僕もあこがれます。

それがなんと借金生活になってしまうなんて、何があったんでしょうか?

Aさんはまず、最後の棲家として現在の家を更地にして200万円で販売、その後に資産を使い4000万円のマンションを購入しました。

しかしここで思いの寄らない出来事が…

奥さんが認知症になってしまったんです。

最初は介護をしていたAさんですが、自分では手が負えなくなり老人ホームへお願いする事としました。

しかし、老人ホームは中々順番が来ません。

そこで、Aさんは直ぐに入居可能な高級有料老人ホームを選択しました。

そこは入居するのに2000万円も必要な施設でした。さらに月々25万円もかかります。

年金の大半が消えてしまい手物には殆どお金が無くなり、気がついたら借金が200万円まで膨れ上がっていました。

恐ろしいお話ですが実話です。

これは老後皆さんが抱える問題ではないですかね?

僕もその一人だと思います。老後7000万円の資産があれば順風満帆な老後が送れそうですが…

では、ここから学べる事は何でしょうか?問題点を上げていきます。

問題点

  • 家を更地にした。
  • 高額なマンションを購入した。

予想外な出費

  • 奥さんの認知症による高級老人ホーム入所。

まずは問題点から見ていきます。

  • 家を更地にした。

これは勿体ない様に見えますね。

住む家があるなら、リフォームとかで済まなかったのか?という、声が上がると思います。持ち家のリフォームなら4000万円も掛けずに出来ますし、持ち家はマンションと比べて固定資産税や管理費、ご年齢から考えると修繕積立の必要がありません。

マンションは購入しても維持費が高いので注意が必要ですね。車持ってるなら駐車料金が上乗せされます。

  • 高級なマンションを購入した。

Aさんの購入したマンションは間取りはわかりませんが4000万円です。7000万円ある内の4000万円ということは、残りは3000万円。年金を貰いながら3000万円も資産があれば、確かに問題ない買い物に思えますね。

しかし、退職の夫婦二人で4000万円のマンションがそもそも必要か?と言う話ですよ。中古の1000万円〜2000万円のマンションで十分じゃないかな?と個人的には思っています。

これから家族が増える訳でもないですから夫婦二人で広い家に居るよりかは2人の姿が常に見える新婚時の様な1kかワンルームで十分だと僕は思ってます。

そんな中、4000万円のマンションを売り付けるなんて業者は相変わらず酷いなぁと、思ってしまいます。

予想外な出費

  • 奥さんが認知症になった。

  • まぁ、こればかしは仕方ないですね。

本人も余裕が無いでしょう。

しかし初期費用で2000万円の高級老人ホームで月々25万の支払いです。

これはきついですね。

自分の食事代もあるでしょうから、この月々の出費は痛いですね。

光熱費、食事代、管理費、固定資産税、駐車場料金なんて払ってたら直ぐに足らなくなりますよね。

これは予想できた範囲なので他の選択肢も模索する必要があったかもですね。

これは何とも不運が続いた結果のように思えますが、実際に退職後に大量の資産を持ちながら、この方の様になってしまうパターンが多い様です。

それはそうですよね?

いきなり収入がなくなり家にいる時間が多くなり資産と年金だけで生活をしなければ成らない。

更にはお金の使い方のミスを侵してしまうと、若い時とは違い取り返しが付きにくい。

ぜひ、こうならない様に人生設計とお金に対する知識をつけておきたいですね。

テリテリならどうするか?

因みに僕なら7000万円あるなら、まず家をリフォームするか、中古の安いマンションを探しますね。

その残ったお金は投資には回さず大切に貯金します。

残ったお金は夫婦のために使いたいですが、認知症に奥さんがなってしまったと言う事なので、区役所に行って相談し介護申請をとり要介護を申請します。

そうする事で老人ホームに入所しやすくなります。

このAさんの様にお金はあり年金が沢山入るかたは、かなり、順番は後回しになっていたのでしょう。

それと比べ要介護4とか5をとり、お金が無く自分面倒を見る人が居ない条件なら数年待てば入れる可能性が格段と高くなります。

流石に頑張って最後まで見届けるというのも、中々難しいと思っているので今回は老人ホームに入る前提の同じでした。

では閲覧ありがとうございました♪

テリテリでした。

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