米中貿易摩擦の妥結に対して、ドナルド・トランプ大統領は最後の苦しみを味わっていると語っている。

（ロイター通信より）

これは、中国との貿易摩擦交渉もあるが、背景には香港デモがあると思われます。

ドナルド・トランプ大統領は来年の大統領選挙までには米中貿易摩擦交渉をある程度は妥結または全て合意したいと思っているはずなんです。

ドナルド・トランプ大統領の発言

前日、香港区議会選挙で民主派が圧勝した事に対してインタビューをされたドナルド・トランプ大統領。『米国は彼らと共にいる習近平国家主席との関係は良好だ。我々はとても重要な取引に向けて最後の苦しみを味わっている』

『取引は上手く行くだろう。でも香港問題も上手く行ってほしい。』

さらに『そうなると思う。習近平国家主席ならできる。彼がそれを実現したがっていると知っている。』と述べた。

と言う事で米中貿易摩擦は上手く行っている事を強調してますね。

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最後の苦しみとは？

しかし先週、米上下両院で可決された「香港人権・民主主義法案」への署名については何も触れなかった様ですね。

これは目の上のタンコブでこれに署名すると香港デモは治まる事になると思うのですが、香港の味方をしてしまうと今度は中国と揉めて米中貿易摩擦が悪化してしまいます。

なので、ドナルド・トランプ大統領としては中々署名したくない訳ですよね。

香港デモと米中貿易摩擦、香港と中国完全に板挟み状態です。

ドナルド・トランプ大統領の発言から

『習近平国家主席ならできる。彼がそれを実現したがっていると知っている。』

完全に習近平国家主席に全部投げた気がしますが、、

「香港人権・民主主義法案」を上手く米中貿易摩擦の取引材料として上手く使い両方問題解決と行ってほしいですが、中々難しそうですね。

正直、香港に進出している日本系企業の売上も香港デモを受けて4割が業績悪化してます。

更に米中貿易摩擦で日本企業の業績悪化が続いているので、これが解決した暁には日経平均株価も爆上げしそうですね。

今が一番の米中貿易摩擦解決への正念場だと思うのでドナルド・トランプ大統領と習近平国家主席に是非、香港デモと米中貿易摩擦の解決に尽力してほしいですね。

正に最後の苦しみ

では、閲覧ありがとうございました！

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