UTグループ12期連続増収
決算発表が今日もされていますね。気になる銘柄や好決算を見たいとおもいます。
UTグループ
UTグループ <2146> が5月10日大引け後(17:30)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比11.4%減の71.9億円になったが、従来予想の60億円を上回って着地。22年3月期は前期比11.3%増の80億円に伸びる見通しとなった。
12期連続増収になる。
同時に、前期の年間配当を62円→66円(前の期は無配)に増額し、今期の年間配当は未定とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比31.1%減の14.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.4%→4.4%に大幅悪化した。
チャート
参考 株探
UTグループは製造派遣・請負大手であり、半導体・液晶主体で環境や自動車に技術者派遣をしている企業ですね。
現在、半導体不足などが生じており技術者の派遣が増えたようです。
実際に決算発表にもこう書いてあります。大手自動車メーカーを中心とする生産活動の回復とともに人材需要が高まりました。また、半導体・電子部品分野においては、自動車向け半導体需要の増加や次世代通信規格「5G」関連需要による半導体製造装置やデバイス等の生産拡大等に対応した人材需要の回復が見られました。
やはり、自動車や5G、半導体など人材需要が回復したという事は、そこらへんの生産性は回復していると思って良さそうですね。というか、かなり儲かっているとみても良さそうです。これから製造業関連の決算発表も発表されますが、楽しみな結果になりそうですね。
寺岡製作所今期経常96%増益へ
寺岡製作所 <4987> [東証2] が5月10日大引け後(17:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比5.2倍の2.4億円に伸び、22年3月期も前期比95.9%増の4.8億円に拡大する見通しとなった。
同時に、今期の年間配当は前期の記念配当4円を落とし、普通配当10円にする方針とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.9倍の5.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.8%→5.7%に大幅改善した。
株探ニュース
寺岡製作所チャート
参考 株探
寺岡製作所は粘着テープ専業大手であり、梱包用から電機・電子用が柱となっています。
ホームセンターもそうですが、自動や半導体部品などの梱包などが回復したようですね。
主に中国向けが回復しているようです。
決算発表より
年度後半からは自動車、半導体等電子部品の主に中国向けの輸出持ち直しが見られるなど、底堅く推移しました。
一方、世界経済に目を移すと、中国
では経済水準がいち早くコロナ禍前に戻り、米国においても経済活動の段階的再開や景気対策の効果に
より回復の動きが見られたものの、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
まとめ
と言う事で、半導体関連が熱いのもそうですが
日本はまだ緊急事態宣言により動きが止まってますが
他国の特に中国の経済回復が著しく良くなっているとわかりますね。
それにより、中国に輸出しているような企業には追い風が来そうですね。
日本はまだ緊急事態宣言中でナカナカ経済活動も再開せず
ワクチン接種もままならない状態ですが自動車関連や半導体関連などは底堅い感じが続きそうですね。