株式投資 入門⑧ PBRとは?PERとは?何か違うの?説明します!
初心者向け!
株式投資入門第8章!
PBRとPBRは何が違うの?!
PERとは?PBRとは?何が違うのか説明して行こうと思います
目次
- 割安割高ってなに?
- PERとは?
- PBRとは?
割安割高ってなに?
よく割安の株をバリュー株とか呼びますね。かの有名なウォーレン・バフェット様はバリュー株投資家!
とよく言われています。
とよく言われています。
じゃ、割安ってどういう事を言うのか?
それは『メッチャ稼いでる企業なのにメッチャ株価が安い!』これが割安株です。
例
当期純利益が100億円ある企業が3社あるとします。
A社 利益 100億円 株価 500円
B社 利益 100億円 株価 1000円
C社 利益 100億円 株価 2000円
さぁ、どちらの企業が割安でしょうか?
答えは簡単ですよね?
A社です
同じだけ稼いでいるなら当然A社の株価が500円の方が割安となります。
逆に割高とは、どういう事でしょうか?
答えはC社の事を言います。
それはそうですよね?同じ100億円の利益で株間が2000円だとするとA・B社に比べて断然割高ですよね?
割安な株とは?
先程説明した通り、当期利益に対して株価が安い事をさします。
割安な株は人気が無い、業績が落ちる可能性がある、ただ単に安いかになります。
日本経済が落ち込み日経平均株価が下がると全企業の株価が下がる傾向にあります。なので、中には業績が良くても日経平均株価につられて株価が下がり割安になる場合があります。
割高な株とは?
当期純利益に対して株価が高いことを指します。
人気がある企業が割高になりやすい傾向にあります。例えば株主優待のある企業や高配当銘柄、又はTVやネットで取り上げられるなど。
そういう人気の銘柄は実力以上に株価が上がる事があります。
なので、悪い決算発表やバットニュースがあると途端に大暴落するので注意です。
この割安か割高かを指標にしているのが今回説明していく、PERとPBRです。
必ずしも割安な株を購入すれば勝てるという訳でも無いし、割高の株を購入して負けるという訳では無いので、なぜ割安なのか?割高なのか?その背景を探るのが大事なのを忘れないでください
PERとは?(株価収益費)
まずは、PERとは?です。このPERは計算で出されています。
PER=時価総額÷当期純利益
で表されます。
他にも
PER=株価÷EPS(1株あたりの純利益)とかありますが同じ事です
じゃ、時価総額とは?って何って話なんですが。
時価総額とは?
寿司屋とかで時価!とか書いてある高級店あるらしいですが、その時価と同じです。
時価とはその一瞬一瞬で価格が変化する物です。
時価総額の計算
時価総額=発行済株式枚数×株価
となります
計算が沢山(笑)やんなっちゃうなぁー
という方も居ると思いますが、もう少しお付き合いください
まぁ、その時価総額と当期純利益を割ることで先程説明したように、利益に対して今の株価は高いか低いかを見ています。
このPERは厄介な事にこれなら割安とか無いんです(笑)
業種によってPERの割安度合いは変わってきます。なので他の同種企業と比較して、見る必要性があります。
例えば、チェーン展開している企業なら
2019年11月22日現在
すき家が主力のゼンショーホールディングス(7550)37.3倍
吉野家が主力の吉野家ホールディングス(9861)PER143.66倍
松屋フーズホールディングス
(9887)36.73倍
などでPERを比べてみても良いと思います。
他にも食事でチェーン展開している企業は沢山あるので、PERを各々と見比べてみる
必要がありますね。因みにこの業種はPER25を切っていれば割安と言えるようです。
必要がありますね。因みにこの業種はPER25を切っていれば割安と言えるようです。
今上げたような企業でもPERはバラバラで吉野家がめちゃめちゃ割り高だという事が分かりますね。
PBRとは?(株価純資産倍率)
では次にPBRとは?何かお話して行きたいと思います。
先程PERとは?(株価収益費)でPERは割安か割高をみる指標でしたが、PBR(株価収益費)も同じ割安割高をみる指標です。
じゃ何に対して割安割高を見ているか?
PERは当期純利益から割安割高を見てましたよね?PBRは純資産から見て株価が安いかどうかを見ています。
どういう事かというと言いますと、
また、例で表しますが
A社 純資産100億円 時価総額200億円
(PBR2.0 時価総額÷純資産)
B社 純資産100億円 時価総額50億円
(PBR0.5 時価総額÷純資産)
この、2社があるとします。
A社は200億円で買ったら100億円の資産しか、ないので割高となります。
次にB社を見てみるとB社を50億円で買ったら100億円手に入ることになります。
これはB社の方が割安感があると言う事です。
A社の様な企業は純資産が少ないけど人気があり株が買われている企業です。
B社は稼ぐ能力や資産はあるけど人気が無く買われてない企業ですね。
東京電力がいい例ですね売上はあるけど原子力問題による株の下落によってPBRが低くなり割安となっています。
このように、PERとPBRを見て割安か割高かを見る事は株を購入する際の指標として知っておくのが大事ですね。
PERやPERが低いからと言ってすぐ買わずなぜ割安になっているのかをキチンと調べましょう!
なにか事件で長期的な問題を抱えている場合や経営不振になっている場合もあります。