JT爆下げなぜ?株式投資初心者用
日経平均株価爆上げしている中、
高配当銘柄として人気な日本たばこ産業JTが爆下げしています。
2020年12月29日に日本たばこ産業JTは-96円の暴落をしました。
特に何も材料が出ていないのにです。
何故でしょうか?
株式投資初心者の方で日本たばこ産業JTに投資している方なら混乱する様な下落でしょう。
今回はこの下落の仕組みを話したいと思います。
日本たばこ産業JTは誰もが知っている高配当銘柄として有名です。
配当利回り7.38%
1株あたり年間154円も貰えます。
100株持っていれば15400円も貰えることになりますね。
因みに配当利回りは配当金÷株価×100ででます。
株価が変動すると利回りも変動するので注意です。
この配当金が今回の暴落に関係しています。
配当金と権利日について
配当金は特定の日まで株式を保有している人に企業がくれる物ですが
この特定の日まで持っていればと言う日が、昨日までだった訳です。
なので配当金を貰えるのが確定した投資家たちは一斉に売出し株価の下落に繋がったわけですね。
権利日については過去記事にもまとてます。
日本たばこ産業JTは高配当銘柄として人気なので配当金が確定した次の日の下落はかなり大きくなり
逆にその配当金を貰える月(6月末・12月末)に向けて株価が上がりやすくなります。
なので、もし日本たばこ産業JTの購入を長期的に考えている方であれば
下手に配当金をもらうために6月末・12月末に購入すると、早々に含み損を抱える可能性が非常に高くなるので注意です。
含み損は長期保有目的だとしても、やはり精神的に持ってるのが辛くなるので
配当金目的で長期的に持つとするなら
7月や1月末などに購入するのが良いかもですね。
ただ、配当金目的で日本たばこ産業JTを購入するのは危険かも知れません。
かれこれ5年間下がり続けているんです。
配当金の配当利回りが高いのはこれが原因ですね。
株価の下落により高配当銘柄となっています。
なので、大きく下落したタイミングで購入したとしても含み損を抱える可能性がとても高いです。
私は配当金が欲しくて3000円で購入したので含み損を相当抱えてます(笑)
しかし、やはり年間154円の配当金は魅力的ですよね。
では、何故日本たばこ産業JTは下落してるのか?
日本たばこ産業JTは国内でのタバコ禁煙が進み国内でのタバコ消費量は激減しています。
また、健康被害などそんなイメージも相まって相当売られて人気のない銘柄となっています。
残念ですね。
しかし、海外での売上が年々増えており日本たばこ産業JTの6割は既に海外での売上となっています。
なのでもしかしたら、海外での売上が今後も増え市場の見る目も変わったら株価を吹き返す事がいつかあるかも知れませんね。
海外での売上などは決算発表などを分かりやすくまとめてるので見てみてください。
日本たばこ産業JTまとめ
配当金目的の長期目線であるなら、そろそろ買い時
もし、買ったばかりです暴落をしてしまった方は気にしない!そして、買い増しのチャンスを狙う。
今回の下落は-4.39%なので配当利回りの7.3%より年間で見ればまだ低い下げとなっています。
なので、配当金を貰えばまだまだ利益を獲られると言う事です。
まだ見切りをつけて売るのは早いですよ!
因みに日本たばこ産業JTは株主優待も魅力的なので株主優待を楽しむのもいいですね。
実際に来た株主優待について紹介してます♪
今後も国内での縮小は続く日本たばこ産業JTですが海外や値段改定など
今後も応援したい企業ですね。