JT10月1日よりタバコ値上げへ!今後の戦略は?
市場が終わったタイミングで日本タバコ産業(以下JT)より
タバコ値上げ決定の一報がでましたね。
今回の値上げは一箱50円の値上げ。
これにより、一箱500円を超えるタバコも出てきます。
今回はJTのコロナによるタバコ消費の影響や値上げの影響を注目してみたいと思います。
コロナの影響は?
コロナによる会社、外飲み、などが無くなり、タバコの消費が減ると思われていましたが
実際は消費者の減少は少くJTの底強さを見せる決算発表でした。
配当金も増配はないものの、減配せず1株あたり75円の配当を出すとしています。
決算発表はこちら↓
実際は、家への自粛によりタバコの消費は家や家周辺と変化したものの、コロナの影響は受けてないと考えていいでしょう。
実際にツイッターでタバコの消費についてアンケートをとった際も変わらないという答えを貰えました。
50円値上げで考えられる影響は?
タバコ値上げによるタバコ離れがやはり考えられますよね。
しかし、50円あげるとJTの売上は数百億単位(750億円ほど単純計算で)であがるので、もし喫煙者が減ったとしても大きく利益を出せる事が考えられます。
さらに値上げした事により、安い商品への移動も考えられますよね。
安い商品向けにはリトルシガーという税率が抑えられる低価格商品を用意しています。
なので、タバコ離れがあるものの全体の消費はまだ大きくは減らないとJTは考えているようですね。
となると、値上げによる売上高の増加は容易に見込め配当金の継続も見込める事になりますね。
諸外国は一箱1500円?!
なんと日本以外の各国はタバコ1箱1500円もするんです。
なので、まだまだタバコを値上げする余地はあるかもしれませんね。
そう考えると、まだまだJTは安泰な感じがしますね。
今後のタバコ消費見通しは?
最近の加熱式タバコは機械が1万円もするようで、その初期投資からタバコを辞められなくなる人もターゲットにしているようです。
更には今後、電子決算が進んでいけば値段が高かろうが気にせず買ってしまうマインドになってしまうらしいです。
そのため、現在コロナで電子決算が増えますがそれが追い風になるかも知れませんね。
最後に
今後もさらなる愛煙家の減少が懸念されています。
しかしたばこは新興国で良く吸われており経済が悪化すると何故か吸われ始める特性があります。
なので、このコロナにより戦後最悪なGDPを受けてタバコに対する消費者のマインドの変化に注目したいですね。
では閲覧ありがとうございました!
テリテリブログでした!